「システムバックアップ」 操作マニュアル 
  システムバックアップ

    「システムバックアップ」は、本システムアプロケーションプログラム全体をフルバックアップする機能です。

    メインメニュー右下の「システムバックアップ」ボタンをクリックすると、いつでも手動でバックアップが行えます。

        

    注)実行前に、本システム内の起動中画面、プログラムは全て終了してください。


   システムバックアップ必要性

     例えば、データの操作中に、停電やパソコンの故障など不測のトラブルが発生すると、登録データが破損するなどの現象が起こりえます。
     このため、特に日常的に使用する業務システムは、規模の大きさに関わらず定期的にバックアップを行う必要があります。
     運用ルールを決めて、定期的なバックアップを行うことをお勧めします。


   システムバックアップの使用方法

     本機能は、いつでも実行可能ですが、一般的には以下のいずれか、または複数のタイミングで行うとよいでしょう。

     (1)起動直後に必ずバックアップ処理を行う。

     (2)終了直前に必ずバックアップ処理を行う。

     (3)新規データの入力後、もしくは一定量のデータ修正などを行った都度に行う。

     (4)重要なデータの入力や修正を行った直後にその都度行う。


   バックアップファイルの保存先

     (1)バックアップによってコピーされたデータは、以下の場所に保存されます。

       保存先 : C:\IORIS\Backup フォルダ内

     (2)バックアップファイルは”IORIS_システム日付.拡張子”の形式で保存されます。

     (3)バックアップファイルは日付単位で作成されます。
        同一日に複数回バックアップ処理を実行した場合、2回目以降は上書きされます。

        例)IORIS_210915.accde
          IORIS_210916.accde
          IORIS_210917.accde ・・・




C:\IORIS   →   C:\IORIS\Backup

  

 Backupフォルダへのコピーイメージ
   システムオプションの使用(終了時の自動バックアップ機能)

     このオプション機能を利用すると、本システムの終了時に、自動的にシステム全体のバックアップ処理を実行することができます。
     これは、手動で「システムバックアップ」ボタンを押した時と同様の動作となります。

     このオプションを使用する場合は、設定が必要です。

     詳細は、利用者情報/システム情報登録 > システム基本情報 > ■ システムオプション を参照してください。

     注)恒常的にチェックを入れての運用は行わないでください。

     この機能を有効にしたままシステム運用を行うと、日毎にバックアップファイルが増大するため、
     ディスク容量が気づかないうちに減ってしまいますので、必要時のみご利用ください。

     また、ファイルサイズが大きくなるにつれて、システムの終了時間(処理時間)が長くなります。
     システムに負荷もかかるため、他のプログラムを多数同時起動しての運用も避けてください。

     この機能は、頻繁に複数名での操作を行う場合や、短期間に大量のデータ操作を行う場合など、状況を限定して利用することをお勧めします。